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第二回 下町中華炒飯再現への道

先日蔵王きつね村へと行ってきました。
冬ということもあり、もふもふな尻尾が生えたきつねが数えきれないほど放し飼いにされていましたが、今は繁殖期真っ只中。そこら中に愛を育む光景が広がり、目のやり場に困りました。

客の構成としては、中国系観光客が5割、欧米系観光客が1割、今にもきつねと一緒に繁殖行為を始めそうな学生サークルが2割、カップル・夫婦が2割といった印象でした。

基本的に村にいるきつねには触る事ができません。触ると噛まれるそうです。中には触れる子もいるようですが、そういう子は放し飼いではなく、ゲージの中に1匹ずつ入れられていました。外です。気温は1度。

その中の1匹のがひたすら僕の事を見ていました。そんな目で見られたって知ったこっちゃない、春になれば少しはマシな環境になるだろう。それにね、君は君できつね的に辛い事があるかもしれないけれど、僕には僕で人間的に辛い事が山ほどあると彼に伝え、その場を去りました。

生きるのって大変なことだな。

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